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沖縄観光

沖縄への修学旅行、定番なのはなぜ?

沖縄は美しい海、自然があり世界屈指のリゾート地としても有名です。
修学旅行先としても多くの学校が選択し、みなさんの学校でも沖縄が修学旅行先となっているところがあるでしょう。

どうして沖縄が修学旅行先となるのか、というと、平和という事への意識を子供たち、学生にしっかり持ってほしいという願いからです。
第二次世界大戦の際、沖縄では民間人を巻き込む陸上戦が、日本の中で唯一、行われた場所です。
戦争に全く関係のない民間人、特に学徒動員生たちなど多くの命が失われました。
当時、学徒動員生として辛くも命を遺した方々が、戦争の恐怖、平和という事がどんなに尊い事かを語ってくれるのです。

美しい自然と海がありリゾート地としても有名な楽しい沖縄の陰にある戦争の記憶、修学旅行ではこうした負の記憶もしっかりと学んできてください。
今回は高校の修学旅行について、おすすめコースを見てみます。

1日目は空港から平和祈念資料館とひめゆりの歴史をさぐる

那覇空港から平和祈念資料館へ、そこからひめゆり記念資料館と壕を見学し宿泊先へ行く1日目、戦争の記憶を教えてくれる資料館や壕では、戦争の恐ろしさ、その体験などをしっかりと学びます。
資料館では当時の沖縄の人たちの暮らし、またどのようにして戦争に巻き込まれていくことになったのかなどを知る事が出来ます。

ひめゆり資料館は沖縄本島南部糸満市にあります。
国内唯一の民間人を巻き込んだ地上戦でどのような状態にあったのか、どのように多くの命が奪われたのか、もとひめゆり学徒性達が語ってくれます。
学徒たちも年齢を重ね、語る方が少なくなっているという状態ですが、現在はまだ、お話を聞くことができます。

2日目は沖縄の農業体験を

ファームビジットでは、沖縄の農業を体験できる自然と親しむ体験が魅力です。
農家の人たちが運営する民宿に宿泊するプランもありますし、農業体験のみ、行うプランもあります。

美しい海、その近くに広がるさとうきび畑で地元の方々と交流しながら農業体験します。
農作物のありがたさを知る体験となるほか、沖縄でどんな食べ物がとれるのか、どんなふうに農業を営むのか、知る事が出来る貴重な体験です。

3日目は美ら海水族館やパイナップルパークで沖縄リゾートの魅力を知る

美ら海水族館では大きなじんべいざめが待ってくれています。
圧倒的なスケールの水槽に悠々と泳ぐ姿は圧巻です。
美しい沖縄の海をそのまま水槽に活かしたような美ら海水族館は、どの年代が訪れても感動と記憶に残る体験ができるでしょう。

次にパイナップルパークでおいしいパイナップル等南国のフルーツを頂きます。
沖縄、現地で頂くパイナップルはびっくりするくらいに甘いです。
おいしいフルーツを食べて沖縄の魅力をしっかり舌でも記憶していきましょう。