勉強のモチベーションを上げる

大切なのはモチベーション

勉強で大切になってくるのは何と言ってもモチベーションです。
これは言うまでもありません。

モチベーション次第でいろいろな事が変わってきます。
集中力も変わってくるでしょう。
集中力が違えば成果も変わってきます。
その集中力を引き出すためにも大切なのがモチベーションです。

勉強することの意義

「なぜ勉強するのか」、この理由が生徒の中で大きいものであればあるほど、
集中力も高まりますし、人に言われるでもなく、自ら勉強を行えるようになるでしょう。
ただ、確かに勉学はモチベーションを高めるのが難しい部分もあります。
これは私も同様です。

いろいろと勉強しなければならない事はありますが、
今では「お仕事のため」というモチベーションがありますが、
中高生の頃はなぜ勉強しなければならないのか。

それこそ「勉強しても社会で役立つのか」と内心思っていました。
ここで大切なのは、勉強は少しくらいでは成果が出ない点をまず知っておかなければならない点です。
毎日コツコツ。これが勉強では一番大切ですので、無理にモチベーションを上げても、
無理に高めたモチベーションはすぐに萎んでしまうんです。

個人個人のモチベーションの違い

これは私も最近ようやく解ってきました。
昔は生徒のモチベーションを高めるために、いろいろ工夫していました。
でも、モチベーションを急激に高めようと思ってもダメです。

生徒によってもモチベーションは違いますから、モチベーションをいきなり急激に高めるのではなく、
ちょっとだけ高めるように心掛けています。
特に勉強が嫌いな子の場合、解らない事がモチベーションの低さに繋がるとされています。

生徒だって我々と同じ人間です。
我々だって出来る事・解る事の方がモチベーションは高めやすいのではないでしょうか。
一方、解らない事には興味も湧かないでしょう。
生徒も同じです。
いくら「勉強」であっても、人間のその基本的な部分は同じなんです。
解らないから「自分には関係ない」「勉強しても無理」といった考え方となってしまう生徒の姿はよく見かけます。
ですから、まずは解る所から勉強してもらう事。

そして他人と較べない事。
歩幅は一人一人違うんです。
確かに競争社会に出れば周囲と競争しなければなりません。
ですが生徒たちはまだ自分を築いている段階ですから、そこは生徒のペースを尊重してあげるべきです。

それぞれのペースで

生徒のペースで理解出来る事を徐々に増やしていく。
原理が解れば楽しくなるとまではいきませんが、何となく話しが解る。
退屈だった授業がいつしか何となく解る様になり、解るからこそ耳を傾ける事が出来るようになる。

耳を傾ける事でそれまでは初めから投げていた事が、自分でも解るようになってくる。
そして自分も頑張れば出来るようになるのではないか…。
解る事が増えれば、それこそゲーム感覚ではないですが、
「クリアする喜び」に近いものを得る事が出来るようになるでしょう。

このように、モチベーションはいきなり急激に高めるものではなく、徐々に高めていくものです。
その方が崩れ辛いです。
土台を固めた方が崩れないものですが、それはモチベーションも同じなんです。
だからまずは出来る事をコツコツを行ってみましょう。
恥ずかしいとは思っても、まずは自分の立ち位置を見つめて見ましょう。