やりたいことの見つけ方

色々なことを経験してやりたいことを考えてみよう

教師という立場ではどうしても「やりたい事を見つけなさい」と言わざるを得ないものですが、実際にやりたい事を見つける方法はどういったものがあるんでしょう。
これはいつだったかもちらっとお話ししましたが、やりたい事・進路の選択肢は自分自身の中にある情報からでしかないんですよね。
だから余計難しいんです。
大学生ともなるといろいろな事を経験しているでしょうが、高校生だとまだまだ解らない事・知らない事も多いでしょうからね。
だから何よりいろいろな事を経験してみるべきです。
経験とまではいかなくとも本を読んでみる。

これだけでもとても有意義なものになるでしょう。
何かに興味を持てばインターネットで簡単に調べる事が出来る時代ですから、興味を持ったら調べてを繰り返す。
次第に自分が興味がある事のジャンルも見えてくるのではないでしょうか。
自分自身で「これは興味がある」「これはあまり」といった事が解ってくるだけでも、おぼろげではありますが、やりたい事が見えてくるでしょうからね。

「やりたくないこと」を見つけるほうが近道?

また、これはとある先輩の受け売りではありますが、やりたい事を見つけるのが難しいなら、まずは「やりたくない事」を見つけてみるのも良いと言われてたんです。
積極的に「やりたい事」を見つけようとするのではなくて、やりたくない事を挙げていく事で消去法的に、「何がやりたいのか」が見えてくる可能性もあるでしょう。
いろんな生徒がいます。
やりたい事をすぐに見つけられた生徒もいれば、なかなか見つけられない。

それこそ受験まで本当にこの進路で良いのかどうかで悩んでいるといった生徒だっています。
それだけやりたい事を見つけるのは難しいのですが、やりたい事は一度決めたら成就しなければならないものでもありません。
途中で価値観が変わる事だってあります。
ですからあまり深く考えず、「変わる時には変わる」といった気楽な気持ちで考えておくのも悪い事ではありません。
むしろそのくらいで考えておいた方が、あまり切羽詰ったものにはならず、気楽に自分自身がやりたい事を見つける事が出来るかもしれません。
この点に関しては人それぞれですから、いろいろな方法があるよといった程度でよいでしょうね。