地歴・公民

地歴公民

地歴公民というジャンル

地歴・公民に関しては得手不得手が分かれるジャンルです。
いわゆる「社会」と呼ばれている学問の範囲のお話しになりますが、これらのジャンルは基本的に他人事ではありません。
如何に「身近なもの」として捉える事が出来るかどうかにかかっていると言っても良いでしょう。

歴史

例えば歴史。
歴史も絵空事でもフィクションでもなく、「以前あった事」なのです。
それをイメージする事が出来るかどうかでしょう。
また、歴史は繋がっていますので、節目節目だけを暗記するよりも、流れとして覚えると良いでしょう。
「〇〇があったから△△が起きて□□になった」といったように、連動させて覚えると一度にいろいろな事を覚える事が出来ます。
また、その流れを覚えられるようになると、歴史が劇的に身近なものとして感じる事が出来るようになります。

基本的には暗記のジャンルですが、実はある意味最も生活に近い学問でもあります。
公民などは、普段ニュースや新聞を読んでいるだけでも出来が全然違ってきます。
社会情勢に興味を持つ事。
そして「連動させる」という点。
これを覚えるといろいろな事が繋がります。

連動させて覚える地歴公民

例えば地歴公民。
すべて違うジャンルのように思えるかもしれませんが、歴史がどこに繋がるのかと言えば、現代の公民になります。
明治の次は大正ですし、その次は昭和、そしてその次は平成です。
全て繋がっていますし、戦国時代の武将の末裔が現代にも生きているのです。

このように聞けば、実はとても身近な学問だという事に気付くでしょうし、歴史の延長線上にある公民は、我々の生活の根幹の部分でもあります。
政治はあまり興味がないという人も多いでしょう。
特に受験生はまだまだ選挙権もないですから、馴染みがないかもしれませんが、私たちの生活の基幹部分の学問です。
知っておいて損はないものですし、何よりとても身近なものです。
ちょっと意識するだけで、実は日常生活の中に地歴公民に関するニュースが溢れている事に気付かされるでしょう。
ですから、苦手意識を持っている人も多いかもしれませんが、他の科目のように「受験のための勉強」ではなく、「生活のため」「人として」大切な部分でもあります。
とっつき辛いと思っている人は多いでしょうが、実際にはここまで身近な学問は無いのではないかなと、私は思っています。
まぁ私が公民の教師だからでしょうが。