ノート

実力テスト

普段のテストと異なるテスト

学校の授業の区切りとして行う定期テストではなく、学習評価の関係のないテストで定期的に実施されるのが実力テストです。
学校によりますが中学校の3年生で8回も実力テストを行う学校があります。

高校生になると実力テストに関して定期的に行いますが、中間テストや期末テストとは異なるテストです。
学校で定期的に行われるテストは、出題範囲があらかじめ決められておりますが、実力テストになると出題範囲が決められておらず、これまで勉強した範囲がすべて出題範囲となります。

そのため復習をするときには大変範囲の広い勉強を短い期間で行う必要があるのが実力テストです。
学校の定期テストでは成績が良くても実力テストでは成績が悪い生徒がいますが、記憶力による定着度や復習に費やす時間が不足したためこのような結果が出ます。
しかし、実力テストは、大学受験を控えた高校生にとって大変重要なテストになります。

目的と重要性

実力テストを定期的に高校生が受験するのは大学受験とくにセンター試験やその後行われる二次試験に関係があります。
実力テストでは、このセンター試験のマーク式や記述式の二次試験を意識して作成されることが多いです。

言い換えれば大学入試のための試験テストの模擬的なテストだと考えることができます。
そのため実力テストで、ある程度の結果が残せない場合には志望校の大学に合格することが厳しいことになります。

本番のテストで結果が残せるように定期的に実力テストを行うことになります。
大学受験の高校生にとっては実力テストも大変重要のあるテストになります。

諦めない気持ちが必要

実力テストに関しては、テストの成績により順位が付されますが、全国的に行う実力テストでは全国順位がわかります。
同時に受験を希望する大学に合格できるかの判定も実力テストでは、ある程度わかることになります。

それは、大学受験で同じテストを受験する生徒が実力テストを受験する事で現在の本人の評価や順位を知ることができるからです。
実力テストの結果成績が良ければそれが励みになり勉強することが楽しくなりますが、辛い結果となる成績が悪かった場合には、テストの結果は結果として真摯に受け止め対策を考えることが重要です。

結果を長く引きずらず気持ちを切り替えて、勉強することで、本番の大学受験に気持ちを切り替えることができます。
実力テストはあくまでも現場での成績であり大学受験の本番ではない為、まだ挽回できるチャンスがあるからです。

実力テストはあくまでも現在の実力なので、その後の努力により成績が上昇すれば合格の可能性が増えるからです。
学校の教師でも、実力テストの結果が悪い生徒には気持ちを切り替えて勉強をするように指導することがあります。